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NHK番組コレクション(NEPYOU)と、NHKのハイビジョンアニメの思い出メモ

NHK番組コレクションが死んでいたというお話 https://0uka.wpblog.jp/nepyou-was-dead/

という記事を見たので、思い出話とメモ。

開始は2010年12月06日。終了日ははっきりしないが、遅くとも2013/12/01。この書き込みでも懐かしい扱いだから、終了理由はお察しって感じ。

【有料】ネット配信アニメ総合スレ 22【無料】
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1375115775/564
564 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:2013/12/01(日) 15:00:32.60 ID:???0
YouTubeのNHK番組コレクション(NEPYOU)、いつの間にか終わってたね。

565 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:2013/12/01(日) 15:03:17.19 ID:???i
NEPYOU
うわあ、なんか懐かしい名前
俺も良くお世話になってた

サービスイン当時はYAT安心!宇宙旅行が25話までしか無いが、後から50話まで追加された模様。シーズン2は追加されずじまいだった。

YAT安心!宇宙旅行 星渡ダイ5 
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/ranimeh/1232032033/945
945 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/06(月) 22:21:30 ID:???0
西川氏のサイトによれば50話は確定らしいね。現状25話までしか無いけど。
ただ、これでDVD化がとおのいたとも言えるが・・・

あと、俺の設定が悪いのかHDで視聴できないな・・・。
SDでも俺の持ってるVHSの数十倍高画質だからいいけど。

最終的に何が配信されていたのかの完全なリストは無いが、手元に残してあるファイルからメモ。画像はリンク先に1080。画質判定は目判定。

YAT安心!宇宙旅行

HD。本放送は1996年。2014年頃にチャンネルNECOがHD版を放送した実績がある。4:3バージョンを最後に流したのは何時か不明。妙に色が暗かったり、左右に黒枠があって16:9より4:3に近いのはチャンネルNECOと同じ。2014年のチャンネルNECOの放送がおそらく最後。

この作品は本放送翌年のハイビジョン実用化試験放送でのハイビジョンアニメシリーズ で放送された事があるので、この時にハイビジョンソースが作られているはず。おそらく、最初からハイビジョンで放送する事を前提に作ってあるので、映像がワイドになる事も考慮されてるし、最初からハイビジョンで撮影されているはず。他作品と違い、4:3マスターの上下をカットし、左右を伸ばして16:9にしている。どちらが本当のマスターと言えばいいのか。全て予想。

ワイド化の作業が統一されていなかったのか、左右に少し黒い枠があって4:3に近いエピソードと、16:9全面使っている話数がある。以下参考。

YAT安心!宇宙旅行の本当の絵はどこにある? – FNB

カスミン

HD。本放送は2001年~3シーズン2003年まで。2003年にハイビジョンアニメシリーズでの放送実績あり。デジタルHD制作。YATはフィルムだったけどこっちはデジタル。地上波ではサイドカットなので、レイアウトが窮屈。キャラクターは絶対画面の両端に行かないというやつ。YATと違って16:9がマスター。2014年にAT-Xで放送したのがおそらく最後。

コレクター・ユイ

HD。本放送は1999年。2000年ハイビジョンアニメシリーズでの放送実績あり。YATと同じく、4:3版の映像を切って16:9にしているので上下の絵が切れてる。YATと違って、ワイド時の仕様の混乱は無さそう。2014年にチャンネルNECOで16:9版を放送したのがおそらく最後。

だいすき!ぶぶチャチャ

SD。本放送は一期が1999年 二期が2001年。ハイビジョンアニメシリーズでの放送実績が無いので、HDソースは無いと思われる。同時期のカスミンフルHD制作なので残念

ななみちゃん

HD。第一シーズンの本放送は2004年。配信されていたのがどのシーズンかは不明だが、2005年放送の第二シーズンは確定。見る限り、デジタル制作で16:9マスター。wikipe見て知ったけど、ななみちゃんバンダイ生まれだったのね。

はりもぐハーリー

SD。1996年からの帯番組。全140話。ハイビジョンアニメシリーズでの放送実績なし。

無人惑星サヴァイヴ

SD。本放送は2003年。この配信ではSDだけど、ハイビジョンアニメシリーズでの放送実績があるので世にも珍しい4:3ハイビジョン制作。4:3のフィルムのアニメをハイビジョンにリマスターする事はあっても、デジタル4:3ハイビジョンで制作されたアニメはかなり珍しい。自分の知る限り後は十二国記のみ。 2012年のキッズステーションが最後の放送らしい。HDマスターだったのかな?

プリンプリン物語

本放送は1979年。NHKにもテープが残っていない事で有名な作品。2017年にBSで1話から50話が再放送されたが、実はNEPYOUでは443話~470話が配信されている事を知っている人は少ないだろう。

手持ちのアニメ系は以上。NEPYOU閉鎖後、見る手段が無いアニメもある。

NHKのハイビジョンアニメ

以下フリーテキスト。

NHKのハイビジョンアニメを語るには、ハイビジョンアニメシリーズ を外すことは多分出来ない。

最古の放送は1994年の忍たま乱太郎らしい。忍たま乱太郎は1993年放送開始で、当時は総合テレビで30分アニメだった。翌年1994年から教育での10分帯アニメになった。ハイビジョンで放送されたのがどっちか気になる。

忍たまは2001年からデジタル制作、2008年からハイビジョン制作とwikipeにある。

同じく長期アニメのおじゃる丸は、1998年放送開始。2002年からハイビジョン制作。最初からデジタル制作らしい。おじゃる丸の衝撃的な所は、2002年からハイビジョン制作をしていたのに、2007年までサイドカットで放送されていた。おじゃる丸はBSでもやっていなかった(今も?)ので、ハイビジョンの映像を見る手段が全く無かった。

再放送という形で旧シリーズをやる時に見れるらしいけど、2002年~2007年までハイビジョンで制作されたエピソードは全部放送されたのだろうか。

おじゃる丸の例から、NHKは放送予定がなくてもハイビジョンで作る事がある。忍たまは1994年にハイビジョンアニメとして放送された実績がある。つまり、忍たまもハイビジョンで制作されたがサイドカットでしか放送されていないエピソードが存在する?と、ここ数年思ってる。

忍たまのシーズン1はNHK総合の30分の普通のアニメで、シーズン2以降は帯アニメになったから別物と考える事もできるが・・・。妄想は膨らむ。

完全版BDが出たら、謎は明らかになるのだろうか。このあたりのアニメって衛星での再放送もほぼ無いし、あってもOPEDを差し替え平気でするからつらい。逆に言えば、だからこそマニアが注目する訳だが。

2000年以前は4:3で作って上下を切って16:9にしていたけど、2000年移行は16:9で作って4:3で放送していたらしい。後者の方がいいね。

YATとコレクターユイは本来4:3なのにハイビジョン普及活動のために上下カットで16:9になってしまった残念な例。BD化するとしたら、4:3版をベースにハイビジョン収録してほしい。

NEPYOUでは配信されていないけど、飛べ!イサミAT-Xの再放送で上下カットされてしまった。こっちはポケモン規制も厳しいし。レッツ&ゴーみたいに、キッズ向けだと円盤が出ても規制解除されない場合もあるし。

あずきちゃんもハイビジョンアニメシリーズでの放送実績があるらしいが、2014年のAT-Xの再放送では4:3バージョンだった。

逆に、2009年04月29日(水) 08:50に放送されたETV50 あずきちゃん飛べ!イサミSPは、あずきちゃんがハイビジョンマスターの16:9で、飛べ!イサミが4:3マスターだった。今となっては貴重な映像。

NHKはハイビジョンの旗振り役だったので、想像より昔からハイビジョンでの収録をしていた。 手元にある最古の映像は、おかあさんといっしょ 1992年05月ファミリーコンサート 。1992年からハイビジョン収録。上記の忍たま乱太郎が1994年だから、それより前!NHK Hi-Visionのロゴが誇らしい。画質はいいのにテロップの解像度が低いのもご愛嬌

にこにこぷんがHDで残ってるってこれ感動ですよ。