windowsの右クリックメニューに任意のコマンドを追加出来る便利なフリーソフト「FileMenu Tools 」。
指定できるコマンド変数を調べました。 バージョンは6.3。
「すべての」が入っていないコマンドで複数のファイルを選んだ時は、最初のファイルのそれが入る。
サンプルに使ったファイルは「C:hogefile1.ext」「C:hogefile2.ext」。フォルダは「C:hoge」
通常文字を指定する時は"ダブルクオーテーション" を使うが、この記事ではダブルクオーテーションが意味を持つので「括弧」で指定します。
コマンド名 | コマンド文字 | 説明 |
ドライブ | %DRIVE% | 「C」。英語大文字一文字。 |
フォルダパス | %PARENTPATH% | 「C:hoge」。ダブルクオーテーション無し。最後に記号無し。 フォルダを指定した時は、「C:」 |
フォルダパス(ドライブなし) | %RELPATH% | 「%RELPATH%」そのままの文字が入る。バグ? |
フォルダ名 | %FOLDERNAME% | 「%FOLDERNAME%」そのままの文字。バグ? |
すべてのファイルパス | %FILEPATHS% | 「"C:hogefile1.ext" "C:hogefile1.ext"」 パスを半角で繋げて返す。ダブルクオーテーション常にアリ。 |
すべてのファイル名 | %FILENAMES% | 「"file1.ext" "file2.ext"」ファイル名を半角スペースで繋げて返す ダブルクオーテーション常にアリ。 |
すべてのファイルパスの一時ファイル | %TEMPFILEPATHS% |
「C:UsersxxxxAppDataLocalTempfmt5996.tmp」 |
すべてのファイル名の一時ファイル | %TEMPFILENAMES% | すべてのファイルパスの一時ファイルとほぼ同じ。中身がファイル名になっただけ。 |
ファイルパス(1~9) | %FILEPATH1% | 「C:hogefile1.ext」。n番目のファイルパス。全てのファイルパスと違い ダブルクオーテーション無し。フルパスに半角スペースが入っているファイルでも無し。 |
ファイル名(1~9) | %FILENAME1% | 「file1.ext」ファイルパス(1~9)とほぼ同じ。中身がファイル名になっただけ。 ダブルクオーテーションが無いのも同じ。 |
ファイルタイトル(1~9) | %FILETITLE1% |
「file1」ファイルパス(1~9)とほぼ同じ。中身がファイルタイトルになっただけ。 |
ファイル拡張子(1~9) | %FILEEXT1% | 「ext」 ファイルパス(1~9)とほぼ同じ。中身が拡張子になっただけ。 拡張子がないファイルだと「%FILEEXT1%」 がそのまま表示される。 |
変数値を確認 | @hoge@ | 実行時に「hoge」と書かれたテキスト入力ウインドウが表示され、それに置き換えされる。 これ系統のコマンドは全て日本語も大丈夫。 複数個このコマンドがあった場合、複数回入力ウインドウが表示される。 ダブルクオーテーションで囲ったりとかの処理はされない。 一度でもキャンセルボタンが押されたらコマンドが実行されなくなる。 |
ファイルを参照(閲覧モード) | @OPENFILE:hoge@ | 実行時にタイトルが「hoge」のファイル選択ウインドウが表示される。 そのファイルのフルパスが「"C:hogefile1.ext"」の様な型式で入る。 ダブルクオーテーションで囲われる。ファイルは一つしか選択出来ない。 |
ファイルを参照(保存モード) | @SAVEFILE:hoge@ | @OPENFILE:hoge@とほぼ同じ。ファイル選択ウインドウが「保存」になっただけ。 ダブルクオーテーションで囲われるのも同じ。 |
フォルダを参照 | @FOLDER:hoge@ | @OPENFILE:hoge@とほぼ同じ。開くウインドウがフォルダ選択ウインドウになっただけ。 「"C:hoge"」の様にダブルクオーテーションで囲われる。最後に「」は無い。 |
対象ファイルのショートカット | 上記のコマンドとの違い不明。同じ値が返ってくる。 親フォルダのパス=フォルダ名。 |
一つのファイルを可能な限り分解すると
「%PARENTPATH%%FILETITLE1%.%FILEEXT1%」こんな感じ。それにダブルクオーテーションを付けるなり、ファイル名に-2とかを付けるなり。