ニュースサイトのGigazineさんが求人募集をしています。それによると、Gigazineの社内はもうガタガタらしいです。
その中で気になった
[quote font="program" width="auto" id="" source='【求人募集】GIGAZINEのために働いてくれる記者・編集を募集します' enable_child_shortcode="" ]編集長である私一人で以前は書いていたジャンルの記事（ソフトウェアやネットサービス、問題提起系の記事や調査報道系の記事やまとめ系の記事）は激減、もしくは消滅してしまいました。[/quote]
という一文について2006年から2010年までのデータを調査してみました。
左記の画像が、Gigazineの一ヶ月ずつ集計した全記事におけるカテゴリの割合です。Gigazineのサイトには2005年7月からの記事が残っていますが、2005年7月から2006年2月の間は9件しか記事が無く、データとして扱いにくいので除きました。
表の背景色は、縦列(記事カテゴリ)内で割合の大きい月が緑で、値が減ると黄色に近づいていきます。別のカテゴリ同士は関連がありません。
カテゴリの並びは、Gigazineのサイトでカテゴリ絞り込みを行った時のURLのC[nn]という文字順です。恐らく、左にいくほど古くからあるカテゴリかと思われます。
さて、この表を見ますと激減している記事のカテゴリが見えてきます。
なお、この記事での自分は懐古主義者なので、記事に騙されずに自分でデータをしっかり読んで、自分なりの結論を見つけてください。
- ソフトウェア
- 2006年11月から先月比マイナス6.3％のダウンで3％台に。翌年2007年の1月2月は6％、7％と持ち上がるが、3月からマイナス5％の2.5％へ。以後多いときでも4％、平均は2.3％に。
- ネットサービス
- 2006年10月の13％以後全て1桁％。2007年12月に8.5％を記録し以後は8％未満。やはり2006年とそれ以降の差が大きいです。・・・ですが、2010年8月は8％と倍増してます。まだ集計が二日ですが、割合だけでなく記事数でもここ一年の一ヶ月あたりの本数になっています。これから増えるかも知れません。
- Linux
- 元々MAXが2.9％で多く無いカテゴリでしたが、2007年1月以後2％を切り、本数ベースでも2007年4月以後5本を切っています。2008年12月～翌年1月、2009年4月～同年9月の半年間、2009年11月～翌年6月の8ヶ月間が本数でもゼロ本です。
- スクリプト
- 2006年8月にマイナス3％で1.5％を出して、以後1％です。特に2009年2月～2010年2月の一年間は記事がありませんでした。今ではこのジャンルの記事はphpspotに取って変わられた感があるなあ。
- 食
- 2006年8月の8％以後MAX4～5％ですが、これは「試食」カテゴリに移った気がします。「食」と「試食」の違いとして、「食」は「xxの食べ物が出ましたよ」で、「試食」が「で、それを食べてきたよ」だと思います。
逆に、アニメが増えています。典型的なアニオタ叩きになりそうなので以下略。同族嫌悪。
自分がGigazineを見始めたのがスクリプト記事の多さだった気がするので、多分2006年6月くらい。
この記事を作成するに準備したGigazine記事あれこれです。タブ区切りのshift-jisです。
